子機の乱

koki_no_ran

「子機の乱」2020.2制作

koki_no_ran

Photo_20-02-08-16-08-48.963 - コピー

たった1つの子機が原因で争いが起きてしまった事件を描いたものです。

【登場人物】
イラスト左:ケミ(自分です)
イラスト中央左:友人T(友人Tの絵はコチラでも描いています)
イラスト中央右:友人G
イラスト右:友人S

学生時代に下北沢のG宅で友人らと遊んでいた時の話です。

当時はゲームキューブの「Naruto疾風伝」という対戦ゲームにドハマリしており、この日も友人ら5~6人で集まってGの家でNarutoを楽しんでいました。一通り遊び終え、おそらくコンビニに行くか外へご飯を食べに行くなどの理由で皆で家を一旦出ることになりました。

友人Sがとにかくイタズラ好きヤツなんですが、家を出る前にG宅にあった電話の子機をGのパーカーのフード中に気付かれないように忍び込ませたのです。(当時はまだ多くの家庭に電話の「親機」と「子機」があった時代でした)

家を出た玄関前でSがこっそり携帯でG宅の電話を鳴らすと、Gのフードの中から電話の着信音がしてきました。皆はこれに大爆笑でした。

当時は気性の荒さがあったGはこれにブチギレ。「俺のフードに子機を入れたのは誰だ」と怒り出したのです。

そこで何故かはよく覚えていませんが、何故かGは友人Tがやったと疑い、Tにキレだしたのです。Tは昔から損な役回りというか、よく悪者扱いされることが多いヤツで、学校でも大して悪いことしてないのによく先生に怒られているようなヤツでした。ただ実際によく悪さをしていたので、悪いイメージがついてしまっていたのかもしれません。

とにかく、Tはやってないのに自分が疑われたことでGにキレ返します。GとTは胸ぐらをつかみ合い、一触即発状態。僕はこの状態がとにかくたまらなく面白くて、腹を抱えて笑ってました。手が出る前にSが正直に自分がやりましたと謝ったと思うのですが、この後の二人はとても険悪なムードになってました。

今でもGとTとはよく遊びますが、この二人は今でもよくケンカしてます。ただ、ケンカするほど仲が良いんですね。

おしまい